観光地として名高い淡路島には、多くの旅行者が訪れる有名スポットが点在していますが、実はその裏側には、まだまだ知られていない素晴らしい飲食店や穴場スポットも数多く存在しています。
その中でも、淡路翁(あわじおきな)は、通なグルメ愛好家の間で知られる、本格的な手打ちそばを
提供する名店のひとつです。
このお店は、淡路島の美しい自然に抱かれた静かな山あいにひっそりと佇んでおり、まさに知る人ぞ知る隠れ家的な存在。
日常の喧騒から一歩離れ、穏やかで澄んだ空気の中で、心も体もリラックスしながら絶品のそばを味わう
ことができる至福の場所です。
店を訪れるだけで、ちょっとした旅気分を味わえるのも魅力のひとつです。
この記事では、淡路翁の訪問を検討している方に向けて、事前に知っておくべき営業時間や定休日、アクセス方法の注意点など、あらゆる角度からその魅力を掘り下げてご紹介します。
淡路翁店舗情報
・店舗名 淡路翁
・住所 兵庫県淡路市小田1157
・電話番号 0799-70-4201
・営業時間 11:00~14:00
・定休日 月曜日
淡路翁の営業時間と定休日
淡路島の北部、自然に囲まれた静かな地域に位置する淡路翁は、その地理的特徴も手伝って、まるで都会の喧騒とは無縁の世界に迷い込んだような雰囲気を楽しめるそばの名店です。
時間がゆっくりと流れるようなこの場所での食事は、訪れる人にとって癒しのひとときとなることでしょう。
淡路翁の営業時間
・営業時間は午前11時から午後2時まで
そんな淡路翁を訪れるにあたり、事前にしっかりと把握しておきたいのが営業情報です。
営業時間は午前11時から午後2時までと短く、まさにランチタイムに特化した営業スタイル。
午後遅くの営業は一切行っていないため、時間に余裕を持って訪問することが大切です。
特に週末や祝日などの繁忙期には、開店前から列ができることも珍しくなく、11時の開店と同時に満席になることもしばしば。
そのため、遠方から訪れる場合は、10時台には現地に到着することを目標に計画を立てると安心です。
予約は不可で、先着順での入店になります。
淡路翁の定休日
・定休日は基本的に毎週月曜日
定休日に関しては基本的に毎週月曜日ですが、もし月曜日が祝日だった場合は例外的に営業を行い、代わりに火曜日が振替休業となる点に注意が必要です。
こうしたイレギュラーな営業スケジュールは、事前に公式サイトやSNSなどで確認しておくと安心でしょう。
せっかく訪れても定休日だった、ということのないよう気をつけてください。
また、このお店の最大の特徴の一つとして、完全先着順による入店システムがあります。
つまり、予約制度は一切導入されておらず、電話やインターネットを通じた事前予約は不可。
混雑する日には1時間以上待つこともあるため、特に時間に制約がある旅行の際には、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。
行列に並ぶのが苦手な方や、落ち着いた雰囲気でゆっくりと食事を楽しみたいという方には、比較的来店者の少ない平日の午前中の訪問が強く推奨されます。
そうすれば、並ばずにスムーズに入店できる可能性も高まり、よりリラックスした気持ちで食事に集中できます。
淡路翁アクセス方法
淡路翁への道のりは、まさに秘境グルメと呼ぶにふさわしいもので、アクセスには十分な注意が必要です。
店舗の住所は兵庫県淡路市小田1157。
淡路島の中でもかなり山深いエリアに位置しており、車での移動が前提となります。
最寄りの公共交通機関からは距離があるため、レンタカーや自家用車での訪問が基本です。
ルートとしては、兵庫県道71号富島久留麻線を経由して向かうことが一般的ですが、この道が非常に細く、交通量も少ないため初めて訪れる方は不安になるかもしれません。
カーナビの使用は必須であり、特にスマートフォンの地図アプリも活用できますが、一部地域では電波が弱くなることがあるため、事前に地図をダウンロードしておくことをおすすめします。
道中には店舗までの案内看板が2カ所のみ設置されており、非常に小さく見落としがちです。
分岐点ごとに目印を確認しながら進むと、そば淡路翁 左下90mと書かれた看板が目に入ります。
ここを左折すると急勾配の坂道が現れ、視界が遮られるため非常にスリリングな下り坂となっています。
途中60メートルほど進んだ地点で再び分岐があり、ここを左に進むとようやく店舗と駐車場が見えてきます。
このように、アクセスには一種の冒険要素が含まれていますが、それだけに到着したときの達成感は格別です。
ナビゲーションの信頼性や運転スキルに自信がない場合は、運転を得意とする同行者に任せるのも良い選択肢でしょう。
淡路翁メニュー構成
淡路翁の最大の魅力は、そのシンプルで洗練されたメニュー構成にあります。
一般的なそば屋では、うどんや丼物などのサイドメニューも取り揃えていることが多いですが、
淡路翁ではそば一本で勝負しています。
中でも注目すべきは鴨せいろ。
これは冷たいざるそばを温かい鴨汁につけて食べるスタイルで、素材の持ち味が最大限に引き
出される絶品料理です。
実際に提供されるそばは、細打ちで白みがかった艶のある見た目が印象的。
口に含むとしっかりとしたコシがあり、つるつると喉ごしも良好です。
一方の鴨汁は、脂の乗った鴨肉が4~5切れ、さらに香ばしい白ネギが添えられており、温かく濃厚
な味わいがそばのあっさり感と絶妙にマッチします。
ただし、そばの量は控えめで、成人男性やよく食べる方には物足りなく感じられるかもしれません。
もっと食べられそうと感じるほどの上品なボリュームです。
必要に応じて追加注文や、他のそばメニューとの併用も検討すると良いでしょう。
また、曜日限定で提供される田舎そばは、金曜日と土曜日のみの限定メニュー。
やや太めで風味豊かなそばが特徴で、よりしっかりとした食べ応えを求める方にはうってつけです。
曜日とタイミングを合わせて訪問することで、淡路翁のそばの奥深さをより一層楽しめることでしょう。
淡路翁主なメニュー
ざるそば: 1,000円
おろしそば: 1,200円
玉子とじ: 1,400円
鴨せいろ: 1,600円
田舎そば: 1,000円
まとめ
今回は、淡路島のそば処淡路翁完全ガイド!営業時間・アクセス・メニューの魅力まで紹介
の記事でした。
淡路島の自然に抱かれた山中で、まるで旅先のような特別な時間を過ごせる淡路翁。
予約不可・完全先着制というスタイルや、車でしか行けない秘境のようなロケーションも、
このお店ならではの魅力です。
丁寧に打たれたそばは、喉ごしと風味が絶妙で、特に人気の鴨せいろは訪れた人を虜にします。
曜日限定の田舎そばなど、訪れるたびに新しい味わいにも出会えるのも楽しみの一つ。
静けさと自然に囲まれた環境で、心身ともに癒されながら、上質な一杯を味わいたい方には
ぴったりの隠れ家そば処です。
淡路島を訪れる際は、少し足を伸ばしてでも立ち寄る価値のある一軒として、ぜひ旅のプラン
に加えてみてはいかがでしょうか。
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